昨今、家の荷物を外部に保管できるトランクルームを利用する人が増えてきました。それに伴い、トランクルームの中にも様々な形態・タイプが生まれてきています。
本記事では、トランクルームのタイプ紹介とタイプ別の特性、新しいサービスについて解説しています。
とらん君
【この記事でコレが分かる】
◎トランクルームの種類と特徴
◎自分に合ったトランクルームのタイプ
もくじ
トランクルームの種類
トランクルームの種類は大きく分けて3タイプ+αです。
3つのタイプは
- 屋内型
- 屋外型
- 宅配型
です。それぞれの項目で細かく説明していきます。
自分に合っているものはどのタイプ?
紹介した3タイプに関して、ユーザーのあなた自身に合っているタイプの検証が必要です。
一覧表にまとめましたので、こちらの6項目から自身が重要視している点をもとに検討してみてください。
タイプ | コスト | 荷物量 | 取出頻度 | セキュリティ | 保管環境 | 除雪 |
屋内型 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
屋外型 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
宅配型 | 〇 | △ | △ | ◎ | ◎ | ◎ |
また、下の表のようにそれぞれのタイプを使う人の特徴をまとめました。
屋内型 | 1. 楽器などの精密機器があるため温度条件が一定の環境下で預けたい 2. 高頻度で荷物を取り出したい、もしくは取り出すことがある 3. 多少価格が高くてもセキュリティ面を重視したい 4. 除雪のことを考えたくない、かつ冬に荷物の出し入れをする予定がある |
屋外型 | 1. 保管環境にはこだわらない 2. 高頻度で荷物を取り出したい、もしくは取り出すことがある 3. とにかくコスト面を重視したい 4. 車をベタ付けして荷物の搬入がしたい 5. 冬には荷物の出し入れをしない、もしくは除雪が苦ではない |
宅配型 | 1. 預けたい荷物が少量&ダンボール箱に収まる 2. 荷物を出す頻度が少ない(最低でも4ヶ月に一回以下) 3. レンタル型のトランクルームが遠い、もしくは預ける移動手段が無い 4. 引っ越す予定(可能性)がある |
詳しくは下の項目で説明していきます。
屋内型トランクルーム
【屋内型トランクルームがオススメの人】
- 楽器などの精密機器があるため温度条件が一定の環境下で預けたい
- 高頻度で荷物を取り出したい、もしくは取り出すことがある
- 多少価格が高くてもセキュリティ面を重視したい
- 除雪のことを考えたくない、かつ冬に荷物の出し入れをする予定がある
1つ目は屋内型のトランクルームです。
屋内の施設は空調完備していることがほとんどで、温度や湿度などの気候条件が一定に保たれています。そのため、温度変化に弱い電化製品等を預けることに特化しています。「預けている間に壊れないかな?」という不安を抱えないでいいのは嬉しいですね。
営業時間内であれば受付に人もいますし、監視カメラもあって安心度は高めです。
道内にある屋内型に関していえば24時間荷物の出し入れ可能なため、正直利便性でそこまで差はありません。しかし、夜の時間は利用者しか店舗内に入ることはできないため、セキュリティ面での差は大きいです。
冬期間の除雪をしてくれないことが多い屋外型に対し、屋内型は雪を気にする必要はありません。駐車場は管理会社側で除雪してくれることがほとんどですし、スペースは屋内なので問題ありません。
屋外型トランクルーム
【屋外型トランクルームがオススメの人】
- 保管環境にはこだわらない
- 高頻度で荷物を取り出したい、もしくは取り出すことがある
- とにかくコスト面を重視したい
- 車をベタ付けして荷物の搬入がしたい
- 冬には荷物の出し入れをしない、もしくは除雪が苦ではない
2つ目は、屋外型のトランクルームです。
屋外型のため空調設備はなく、雨が降れば湿度も上がるし気温が上がれば庫内温度も上昇します。最近のトランクルームだとある程度の環境(吸湿・断熱)は確保してくれていますが、もちろん屋内型には劣ります。
もともと屋外で使うキャンプ用品などの保管環境の変化をそこまで気にならないものを預ける、もしくは自分で吸湿・断熱性に優れた保管容器を使うのであれば問題ありません。
そういった側面もあり、屋外型はこの3タイプの中で保管料が最安です。コストが気になる方にとっては魅力的なタイプといえます。
また、トランクルームの真横まで車を置くことができるため、荷物の搬入・搬出が楽なのもオススメポイントの1つです。屋外型だから汚していいわけではありませんが、車のタイヤなどの汚れそうなものの保管には適しています。屋内型の場合は自分の借りているスペースまで持っていく必要(場合によってはエレベーター)があり、そういった汚れやすいものは結構神経を使います。
その点は、車から直接物が置ける屋外型の最大のメリットといえるでしょう。
屋外型の注意点には、”除雪の有無”もあります。
上の画像のように、屋外型の場合は運営会社で除雪をしてくれないが多いです。「雪の深い時期に荷物の出し入れを行わない」、もしくは「気にせず自分で雪かきする」という対策をする必要があることを覚えておいてください。
宅配型トランクルーム
【宅配型トランクルームがオススメの人】
- 預けたい荷物が少量&ダンボール箱に収まる
- 荷物を出す頻度が少ない(最低でも4ヶ月に一回以下)
- レンタル型のトランクルームが遠い、もしくは預けるための移動手段が無い
- 引っ越す予定(可能性)がある
トランクルーム3タイプ目は、宅配型トランクルームです。
宅配型と聞くと、「北海道は送料がかかる」というイメージから「なんか高くつきそう…。」と思ってしまいがちですが、意外とそんなことはありません。
最近は、全国一律料金で展開している宅配型トランクルームも増えており、「預けたい荷物はそこまで多くない」、「荷物を預けに行く足(車など)が準備できない」という方には強くオススメできるタイプになっています。
詳しくは別記事でも説明していますが、大きめのダンボール箱4つ分以内で収まる場合は宅配型の方が安く済むケースがほとんどです。
オススメ記事:北海道で宅配型トランクルーム(サマリーポケット)は安い?レンタル型と徹底比較!
また、スキーバッグ・ゴルフバッグ単品での置き場に困っている場合には、宅配型であれば大型スポーツ用品を1点から預けることができるサービスもあります。(北海道ではサマリーポケットに限る)
スキーバッグ(長さ2m弱)のものを預けるためのレンタル型のトランクルームだと結構のスペース感の物件の契約が必要ですし、そうなれば賃料もかさんでしまいます。そういったニーズがある方にもオススメです。
北海道内でサービス展開している宅配型トランクルームの情報と、価格・サービスの徹底比較している記事もありますので、あわせて参考にして下さい。
人の家のスペースを間借りできる『MonooQ(モノオク)』
人の家のスペースの間借り・・・?
と思う人が大半でしょう。おおまかに説明すると、『MonooQ』とは、”部屋や家、私有地内の余っているスペースを持っている人”と”ものを置く場所を探している人”をつなぐサービスのことです。
「近隣に空いているトランクルームが無い」などの状況に置かれている人からすると、もしかしたら家の近くで預けられる場所が見つかるかもしれません。
間にしっかりと業者が入るとはいえ、あくまで民間人×民間人でやり取りは行われます。そういった点に「めんどくささ」や「不安」を感じる人にはオススメできません。
逆に言うと、そんなことは気にしない、もしくはむしろ歓迎みたいな人にはオススメできるサービスです。
また、自分の部屋や実家や土地に余らしているスペースがある場合には、”自分がスペースを貸す側”になることもできます。このページを見てくれている人にはそのニーズは無いかもしれませんが、知り合いにスペースを余らしている人がいる場合にはオススメしてみてもいいかもしれませんね。
詳しくは↓の公式ホームページをご確認ください。
\物置シェアサービス「モノオク」/
MonooQの公式サイトへアクセス
まとめ
トランクルームの3タイプ+αを紹介しました。
トランクルームによってそれぞれに違う特徴があります。預ける荷物の種類やサイズによって、トランクルームのタイプを変えてかしこくお得に利用しましょう。
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