雪国で車を所有するうえで避けては通れない、スタッドレスタイヤ・夏タイヤの保管。マイホームで車庫や倉庫がある場合はいいですが、賃貸に住んでいてスペースに余裕がない場合はタイヤの保管場所に困ってしまいます。
今回は、新潟市内でタイヤ保管・預かりサービスを行っている業者を料金ベースに徹底比較します。
とらん子ちゃん
【こんな方にオススメの記事】
◎冬タイヤと夏タイヤの保管の場所に困っている
◎とにかく新潟市内で安くタイヤを預けられる場所を知りたい
もくじ
新潟のタイヤ保管、選択肢は4つあります
まず、タイヤ保管サービスを利用するにあたり、選択肢を頭の中で整理しておきましょう。おおまかに分類すると、
- ガソリンスタンド・タイヤ専門店に預ける
- 整備工場・車検専門店に預ける
- ディーラーに預ける
- トランクルーム(貸し倉庫)を借りて自分で保管する
1〜3は「預ける」、4は「置き場所を借りる」です。ここが決定的に違います。
1〜3なら履き替え作業もセットにできますが、4は自分でタイヤを運んで自分で交換先まで持っていく必要があります。そのかわり、タイヤ以外の荷物も一緒に置けます。
タイヤは1本あたり10〜15kg、4本で40〜60kg。宅配型トランクルームには預けられません(重量・サイズの規定を超えるため)。運ぶ手段がないなら、選択肢は1〜3に絞られます。
新潟の特徴として、ガソリンスタンドがタイヤ保管を扱っている点があります。給油のついでに預けられるので、実は最有力の選択肢です。
【2026年最新】新潟のタイヤ保管サービス 総額比較表
ここが、この記事でいちばん見てほしいところです。
タイヤ保管の料金を並べている記事はいくつかありますが、そのほとんどが「保管料」だけを比べています。しかし実際に払う金額は、
保管料 + 脱着工賃(履き替え作業代)= 実際の支払い額
です。そして新潟の業者は「脱着工賃が料金に含まれるところ」と「別途かかるところ」に割れています。
つまり保管料だけで比べると順位が入れ替わります。しかも新潟の場合、その差は最大で3倍近くになります。金額はすべて税込・1シーズン(約半年)・タイヤ4本分です。
★は脱着工賃(履き替え作業代)が料金に含まれていることを意味します。
軽自動車
| 会社名 | 保管料 | 脱着工賃 | 総額 | |
| 1 | ハヤマ ★ (標準サイズ・最大8ヶ月) |
6,600円 | 込み | 6,600円 |
| 2 | タイヤのヤマシタ ★ (上越市・年額の半年換算) |
7,700円 | 込み | 7,700円 |
| 3 | ダイハツ黒埼インター店 (155/65R14) |
9,350円 | 別途 | 9,350円+工賃 |
| 4 | Leadec(リーデック) | 6,600円 | 4,400円〜 | 11,000円〜 |
| 5 | 車検のコバック | 12,980円 | 別途 | 12,980円+工賃 |
注目してほしいのはハヤマとLeadecです。
保管料はどちらも6,600円で同額です。ところがハヤマは脱着工賃込みなのでこれ以上かかりません。一方Leadecはタイヤ交換費用が4,000円〜(税別)別途なので、総額は11,000円〜になります。同じ6,600円なのに、実際に払う額は1.7倍違うということです。
さらに車検のコバックは保管料だけで12,980円。ここに脱着工賃が乗ります。ハヤマの6,600円と比べると、総額で3倍近い差になる計算です。
普通車(16インチまで)
| 会社名 | 保管料 | 脱着工賃 | 総額 | |
| 1 | ハヤマ ★ (外径215mmまで) |
8,800円 | 込み | 8,800円 |
| 2 | タイヤのヤマシタ ★ (上越市・年額の半年換算) |
9,350円 | 込み | 9,350円 |
| 3 | ダイハツ黒埼インター店 (165/55R15・165/60R15など) |
10,450円 | 別途 | 10,450円+工賃 |
| 4 | Leadec(リーデック) | 7,700円 | 4,400円〜 | 12,100円〜 |
| 5 | 車検のコバック (16インチまで) |
13,980円 | 別途 | 13,980円+工賃 |
SUV・大型車
| 会社名 | 保管料 | 脱着工賃 | 総額 | |
| 1 | ハヤマ ★ (外径225mm以上) |
11,000円 | 込み | 11,000円 |
| 2 | タイヤのヤマシタ ★ (SUV・ミニバン/半年換算) |
11,000円 | 込み | 11,000円 |
| 3 | ダイハツ黒埼インター店 (195/60R17・195/65R16) |
12,650円 | 別途 | 12,650円+工賃 |
| 4 | Leadec(リーデック) (RV・SUV・ハイエース) |
8,800円 | 4,400円〜 | 13,200円〜 |
| 5 | 車検のコバック (17インチ以上) |
14,980円 | 別途 | 14,980円+工賃 |
新潟は年2回の履き替えが必須です。タイヤのヤマシタと中越エクスプレスは年間契約、それ以外は半年(1シーズン)契約なので、比べるときは年額に揃えてください。半年契約の業者は表示金額の2倍が年間コストになります。
脱着工賃込みで選べる2社
「表示された金額以上は払わない」という安心感で選ぶなら、この2社です。
ハヤマ(新潟県内9店舗)
新潟のガソリンスタンドチェーンです。中央区・西区・東区・江南区・南区・西蒲区に店舗があり、給油のついでに預けられるのが最大の強みです。
| サイズ | 料金(脱着込み) |
| 標準サイズ(外径195mmまで) | 6,600円 |
| 外径215mmまで | 8,800円 |
| 外径225mm以上 | 11,000円 |
公式サイトでは6,600円が前売り特別価格と表記されており、通常価格11,220円から4,620円引きとされています。脱着作業が組み込まれた料金です。
もうひとつ見逃せないのが預かり期間で、最大8ヶ月と他社より長めです。半年契約だと「まだ雪が残っているのに期限が来る」ということが起きますが、8ヶ月あれば余裕を持って履き替えられます。
※サイズ区分は公式サイトの表記をそのまま引用しています。ご自身のタイヤがどの区分になるかは、店舗で確認してください。
タイヤのヤマシタ(上越市)
新潟市内ではありませんが、県内で唯一「年間パック」という分かりやすい売り方をしているので参考に載せます。
| 車種 | 年間パック(12ヶ月) | 半年換算 |
| 軽自動車 | 15,400円 | 7,700円 |
| 普通自動車 | 18,700円 | 9,350円 |
| SUV・ミニバン | 22,000円 | 11,000円 |
| クロスカントリー・RV | 25,300円 | 12,650円 |
この料金に保管+春秋の履き替え(脱着)+タイヤローテーション+空気圧点検がすべて含まれます。年2回の履き替え作業込みでこの金額なので、内容としてはかなり手厚いほうです。オプションでホイール洗浄4,000円。
保管料は安いが、工賃が別途かかる3社
この3社は保管料の数字だけを見ると安く見えますが、履き替え作業代が別にかかります。すでに別の店でタイヤ交換をしている人や、自分で交換できる人には向いています。
Leadec(リーデック)/新潟市東区
専用の大型倉庫を持っており、大量のタイヤを保管できる体制があります。
| 車種 | 保管料(1シーズン約6ヶ月) |
| 軽自動車(4本) | 6,600円 |
| 普通車(4本) | 7,700円 |
| RV・SUV車/ハイエース(4本) | 8,800円 |
保管料だけならハヤマと並んで最安クラスですが、タイヤ交換費用が別途4,000円〜(消費税別)かかります。車両・タイヤサイズにより変動するため、総額は事前に確認してください。所在地は新潟市東区寺山3丁目1-1。
車検のコバック(新潟市4店舗)
紫竹山店(中央区)・女池インター店(中央区)・赤道店(東区)・コバックステーション(西区)の4店舗で対応しています。
| 車種 | 保管料(半年・4本・税込) |
| 軽自動車 | 12,980円 |
| 普通車<16インチまで> | 13,980円 |
| 普通車<17インチ以上> | 14,980円 |
この料金は保管のみで、タイヤ脱着・交換工賃は別途と公式に明記されています。今回比較したなかでは保管料がもっとも高い設定です。
そのぶん、温度管理された専用倉庫での保管、空気圧調整・減り具合やキズ等のチェックを無料で実施、といった付帯サービスがあります。また「シーズン途中でお預かりした場合でも、半年(1シーズン)単位のご契約をした時と同じ金額になります」との注記があるので、預けるなら早いほうが得です。
ダイハツ黒埼インター店/新潟市中央区
ここは車種とタイヤサイズごとに細かく料金が設定されています。ハーフシーズン(半年)料金です。
| 車種・サイズ | ハーフシーズン料金 |
| ムーヴ・タント・キャンバス等 155/65R14 | 9,350円 |
| キャスト 165/55R15・165/60R15 | 10,450円 |
| トール 175/55R15・165/65R14 | 10,450円 |
| ロッキー 195/60R17・195/65R16 | 12,650円 |
料金には外溝・外傷点検、タイヤ溝内の石の除去、バランス調整、空気圧調整のメンテナンスが含まれます。ただしタイヤ履き替え工賃は別途です。1年間の場合はハーフシーズン×2の料金になります。
ホイールの形状によってはお預かりできない場合があると明記されています。社外ホイールを履いている方は事前に確認してください。
所在地は新潟市中央区東大通2丁目6番32号。
料金が公開されていない2社
新潟で選択肢に入るものの、公式サイトで料金を公開していないところもあります。比較表に入れられないので、ここでまとめます。
タイヤ館 GP新潟横越(江南区)
ブリヂストン系のタイヤ館です。公式ページには「当店ではタイヤの保管サービスも有料にて承っております」とあるものの、料金表の掲載はありません。
所在地は新潟市江南区横越中央8-1048-1、電話025-383-4004です。
タイヤ館系の「タイヤクローク」は店舗ごとに預かれる本数に上限があります。シーズン直前だと満杯で断られることがあるので、早めの相談をおすすめします。
中越エクスプレス(中央区ほか)
運送会社が母体のタイヤ保管サービスです。笹口倉庫(新潟市中央区)・県央倉庫(見附市)・柏崎営業所(柏崎市)で対応しています。
特徴は2つあります。ひとつは1年間契約であること。「当日保管のタイヤを持参して来社頂いた際に1年間分の保管料を頂きます」と明記されています。
もうひとつが集荷・配達のオプションです。運送会社ならではで、タイヤを持ち込めない人にとっては有力な選択肢になります。ただし料金は公開されておらず、「お電話にてお問い合わせの際にご相談ください」とされています。
これを機にトランクルーム(貸し倉庫)を借りる
ここまでは「業者に預ける」話でした。もうひとつの選択肢が、自分でトランクルームを借りて置く方法です。
タイヤの保管だけのために借りるならコスパはよくありません。上で紹介した業者のほうが安く済みます。
しかし、
タイヤ以外にも置き場所に困っているものがある
という状況なら話は変わります。新潟は雪国なので、タイヤのほかにもスキー・スノーボード・冬物衣類・灯油ストーブ・扇風機といった「半年だけ邪魔になるもの」が家に溜まります。これらをタイヤとまとめて置けるなら、月額の元は取れます。
新潟でトランクルームを探すなら、ハローストレージから見るのが早いです。新潟市内に25物件あり、中央区9件・東区8件・秋葉区4件・西区2件・南区2件と区をまたいで探せるので、家からいちばん近い場所で選べます(2026年8月時点)。屋内型・屋外型の両方があるので、タイヤと一緒に季節ものもまとめて置けます。
※タイヤだけを預けるなら、上の比較表にある専門業者のほうが安く済みます。ここは「他の荷物もまとめたい人」向けの選択肢です。
なお、トランクルームにタイヤを置く場合はタイヤの汚れが床や壁に移ることに注意してください。何もせずに直置きすると、退去時に余計な費用がかかることがあります。
ちなみに、スキー・スノーボードや冬物衣類だけなら宅配型トランクルームという手もあります。段ボールで送って預けるタイプなので、車がなくても使えます(タイヤは重量オーバーで預けられません)。
よくある質問
新潟でいちばん安いタイヤ保管はどこですか?
脱着工賃まで含めた総額で見ると、ハヤマの6,600円(標準サイズ)がもっとも安くなります。県内9店舗あり、預かり期間も最大8ヶ月と長めです。
ただし6,600円は公式サイトで「前売り特別価格」とされている金額なので、申し込み時期によって変わる可能性があります。
保管料が安い店を選べばいいのでは?
いいえ。新潟の業者は脱着工賃が含まれるところと別途のところに割れています。ハヤマとLeadecはどちらも保管料6,600円(軽自動車)ですが、Leadecはタイヤ交換費用が4,000円〜別途なので総額では1.7倍の差になります。必ず総額で比べてください。
1シーズンはいつからいつまでですか?
業者によって違います。ハヤマは最大8ヶ月、Leadecと車検のコバックとダイハツ黒埼インター店は半年(1シーズン)、タイヤのヤマシタと中越エクスプレスは1年契約です。
半年契約の業者は年間コストが表示金額の2倍になるので、年額に揃えて比べてください。
タイヤを店まで運べない場合はどうすればいいですか?
中越エクスプレスが集荷・配達のオプションを用意しています。運送会社が母体なので、この点は他社にない強みです。ただし料金は公開されていないので、電話で確認が必要です。
宅配型トランクルームにタイヤは預けられますか?
預けられません。タイヤは1本10〜15kg、4本で40〜60kgあり、宅配型トランクルーム各社の重量・サイズ規定を超えます。宅配型に預けられるのは衣類・布団・スキー・スノーボードなどです。
予約はいつまでにすればいいですか?
タイヤ保管は倉庫のキャパシティに上限があるため、シーズン直前は満杯で断られることがあります。雪が降ってから動くと間に合いません。新潟なら11月上旬までには押さえておきたいところです。
車検のコバックは「シーズン途中でお預かりした場合でも同じ金額」なので、早く預けるほど1日あたりの単価は下がります。
まとめ
新潟市内のタイヤ保管サービスを、公式サイトの料金をもとに比較しました。
この記事でいちばん伝えたかったのは、保管料だけを比べても意味がないということです。新潟の業者は脱着工賃が含まれるところと別途のところに割れているので、保管料の安さで選ぶと総額で損をします。ハヤマとLeadecは保管料が同額なのに総額は1.7倍違い、車検のコバックと比べると3倍近い差になります。
◎ 総額でいちばん安い:ハヤマ(6,600円・脱着込み・最大8ヶ月・県内9店舗)
◎ 作業内容の手厚さで選ぶなら:タイヤのヤマシタ(履き替え+ローテーション+空気圧点検込み/上越市)
◎ タイヤを運べないなら:中越エクスプレス(集荷・配達オプションあり)
◎ 他の荷物もまとめたいなら:トランクルーム
新潟は年2回の履き替えが避けられない土地です。半年契約なら表示金額の2倍が年間コストになることを踏まえて、自分に合った預け先を選んでください。
※料金はすべて2026年8月時点で各社公式サイトに掲載されていたものです。改定される場合があるので、契約前に必ず各社にご確認ください。
雪国ぽーたる 





[…] タイヤは宅配型には預けられません。雪国でいちばん場所を取るのはタイヤですが、これだけは現地のタイヤ業者かトランクルームを使うことになります。タイヤの預け先は札幌・仙台・新潟で別途比較しています。 […]