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【北海道旅行】飛行機vsフェリー│最安手段を徹底比較!

12年連続で『都道府県魅力度ランキング』で1位を取っている北海道。

夏は自然を満喫したり、広大な大地をドライブ。冬は世界一ともいわれるパウダースノーでスキー・スノーボード。そして季節を選ばずに楽しめるグルメの数々。

そんな北海道への旅行において、”いかに安く楽に移動するか”は非常に重要!

”見て楽しむ観光地”がそんな多くない北海道において、浮いた費用で更に質の高い料理を楽しむことはマストです。

今回は

  • フェリー
  • 飛行機

の2点で、”価格”にフォーカスしてそれぞれの手段を比較していきます。

【北海道旅行】最安での移動手段組み合わせ一覧

前提として知っておいてほしいのは、

  • 飛行機予約は早い段階(最低でも2週間以上前)に予約したほうが安い
  • フェリー予約は早くても直前でも基本同一料金
  • フェリーは遠くなるほど料金は上がるが、飛行機に距離は関係ない(LCCの有無に依存)

の3点です。

飛行機は2週間前だと5,000円の航空券が2日前だと1万円を超えることは普通です。

簡単に言い換えると、「予約が出発日直近になってしまった場合、フェリーがお得になることがある。それ以外は基本的に飛行機+レンタカーがお得」です。

↓の比較表は1ヶ月~2週間前には予約することを前提に作っています。極端に飛行機予約までの日数が近いと金額が場合が変わることもあるので、そこは頭に置いておいてください。

また、下の項目でも詳しく書いていますが、車1台分の料金には大人2等級室×1も含まれています。

【フェリーの積載条件】
・大人1~2人
・乗用車(プリウス)1台(車両の長さ4m~5m)
※乗用車航送運賃には運転手1名分の最安客室料金を含むため、2人の場合は[大人1人の最安客室料金+乗用車航送運賃]で計算しています。

青森県八戸~苫小牧:シルバーフェリー(往復料金)

この航路だけは他の違いLCC等の安い航空会社が就航しておらず、フルキャリアサービスと呼ばれる『ANA』か『JAL』だけになっています。そのため、フェリーでのお得感が他への航路と違い目立ちます。

フルキャリアサービスのため、1ヶ月前だと7,000円前後の航空券が、2週間を切ると片道2万円近くまで値上がりします。今回は間を取って”片道10,000円/人=往復20,000円/人”で計算しています。

フェリーの料金は、ネット予約割引(10%OFF)を適用しています。

1人の場合

1日 2日 3日 4日 5日
フェリーのみ 48,600円 48,600円 48,600円 48,600円 48,600円
飛行機+
レンタカー
20,000円+
4,000円
20,000円+
6,400円
20,000円+
9,400円
20,000円+
11,800円
20,000円+
14,800円
↑の合計 24,000円 26,400円 29,400円 31,800円 34,800円

宿泊数の関係もありますが、他の航路と違い5日くらいで差額が15,000円弱ぐらいしかありません。逆に言うと予約が直前になってしまって片道20,000円を超える場合は、フェリーと飛行機でそこまで差が無いということにもなります。

2人の場合

1日 2日 3日 4日 5日
フェリー+
1人分
48,600円+
10,080円
48,600円+
10,080円
48,600円+
10,080円
48,600円+
10,080円
48,600円+
10,080円
↑の合計 58,680円 58,680円 58,680円 58,680円 58,680円
飛行機+
レンタカー
40,000円+
4,000円
40,000円+
6,400円
40,000円+
9,400円
40,000円+
11,800円
40,000円+
14,800円
↑の合計 44,000円 46,400円 49,400円 51,800円 54,800円

仮に片道10,000円と仮定した場合だと、そこまで差が無いのは見て分かるかと思います。空港へのアクセス手段によっては、フェリーの方が安く済むこともあるしれません。

当然、人数が増えればフェリーの方がコスパも良くなります。

そしてこれ以降は距離が離れてしまう分、飛行機+レンタカーの価格がどんどん安くなっていきます

仙台~苫小牧:太平洋フェリー(往復料金)

仙台~新千歳には『ピーチアビエーション』と『IBEX航空』がLCCとして就航しています。予約のタイミングによっては片道5,000円前後になることもあり、格安移動が可能です。

今回は”片道6,000円/人=往復12,000円/人”で計算しています。

1人の場合

1日 2日 3日 4日 5日
フェリーのみ 51,500円 51,500円 51,500円 51,500円 51,500円
飛行機+
レンタカー
12,000円+
4,000円
12,000円+
6,400円
12,000円+
9,400円
12,000円+
11,800円
12,000円+
14,800円
↑の合計 16,000円 18,400円 21,400円 23,800円 26,800円

という感じです。

レンタカーを2週間借りてやっと40,000円なので、それで金額はトントンです。よっぽどでないかぎりレンタカーを利用したほうがいいでしょう。

2人の場合

1日 2日 3日 4日 5日
フェリー+
1人分
56,000円+
16,000円
56,000円+
16,000円
56,000円+
16,000円
56,000円+
16,000円
56,000円+
16,000円
↑の合計 72,000円 72,000円 72,000円 72,000円 72,000円
飛行機+
レンタカー
24,000円+
4,000円
24,000円+
6,400円
24,000円+
9,400円
24,000円+
11,800円
24,000円+
14,800円
↑の合計 28,000円 30,400円 33,400円 35,800円 38,800円

という感じです。5日間の旅行でも差額は埋まりません。なんといってもレンタカーとLCCが安すぎますね。

フェリー会社サイト:『太平洋フェリー

茨城県大洗~苫小牧:商船三井フェリー(往復)

関東で就航しているフェリーは茨城県大洗港の、『商船三井フェリー』です。本記事では飛行機でのアクセス経路を”成田空港発着””茨城空港発着”にしています。

成田空港の場合は

  • ジェットスター
  • ピーチアビエーション
  • スプリング・ジャパン

”片道6,000円/人=往復12,000円/人”です。

茨城空港の場合は『スカイマーク』で”片道12,000円/人=往復24,000円/人”で計算しています。

(成田空港発着)1人の場合

1日 2日 3日 4日 5日
フェリーのみ 56,000円 56,000円 56,000円 56,000円 56,000円
飛行機+
レンタカー
12,000円+
4,000円
12,000円+
6,400円
12,000円+
9,400円
12,000円+
11,800円
12,000円+
14,800円
↑の合計 16,000円 18,400円 21,400円 23,800円 26,800円

羽田空港発だと往復18,000円くらいなので、約6,000円くらい差が出ます。空港までのアクセス方法や人数によって、羽田空港にしてもいいかもしれません。

(成田空港発着)2人の場合

1日 2日 3日 4日 5日
フェリー+
1人分
51,500円+
23,000円
51,500円+
23,000円
51,500円+
23,000円
51,500円+
23,000円
51,500円+
23,000円
↑の合計 74,500円 74,500円 74,500円 74,500円 74,500円
飛行機+
レンタカー
24,000円+
4,000円
24,000円+
6,400円
24,000円+
9,400円
24,000円+
11,800円
24,000円+
14,800円
↑の合計 28,000円 30,400円 33,400円 35,800円 38,800円

羽田空港発だと往復18,000円くらいなので、2人で約12,000円くらい高くなります。空港までのアクセス方法や人数によって、羽田空港にしてもいいかもしれません。

(茨城空港発着)1人の場合

1日 2日 3日 4日 5日
フェリーのみ 56,000円 56,000円 56,000円 56,000円 56,000円
飛行機+
レンタカー
24,000円+
4,000円
24,000円+
6,400円
24,000円+
9,400円
24,000円+
11,800円
24,000円+
14,800円
↑の合計 28,000円 30,400円 33,400円 35,800円 38,800円

スカイマークを使ったとしても、飛行機×レンタカーの方が大体2万円~3万円安く済みます。預入荷物があることを考えると、飛行機の方がコスパが良いことが分かりますね。

(茨城空港発着)2人の場合

1日 2日 3日 4日 5日
フェリー+
1人分
51,500円+
23,000円
51,500円+
23,000円
51,500円+
23,000円
51,500円+
23,000円
51,500円+
23,000円
↑の合計 74,500円 74,500円 74,500円 74,500円 74,500円
飛行機+
レンタカー
48,000円+
4,000円
48,000円+
6,400円
48,000円+
9,400円
48,000円+
11,800円
48,000円+
14,800円
↑の合計 52,000円 54,400円 57,400円 59,800円 62,800円

ざっくり2万円の差額が出ます。空港からレンタカーを借りに言ったり、返却時の手間などを考えて、どっちの方が自分に都合がいいかを考えてもらえればいいと思います。

フェリー会社公式サイト:『商船三井フェリー

京都府舞鶴~小樽:新日本海フェリー(往復)

飛行機での比較航路はLCCがある関西国際空港~新千歳空港です。航空会社は『ピーチアビエーション』と『ジェットスター』です。こちらも”片道6,000円/人=往復12,000円/人”です。

1人の場合

1日 2日 3日 4日 5日
フェリーのみ 62,000円 62,000円 62,000円 62,000円 62,000円
飛行機+
レンタカー
12,000円+
4,000円
12,000円+
6,400円
12,000円+
9,400円
12,000円+
11,800円
12,000円+
14,800円
↑の合計 16,000円 18,400円 21,400円 23,800円 26,800円

LCCが安すぎる&フェリーの距離の長さがゆえの金額のバランスのせいで、上記2社と比べて飛行機がかなり安いです。というかフェリーが高いです。

2人の場合

1日 2日 3日 4日 5日
フェリー+
1人分
62,000円+
19,260円
62,000円+
19,260円
62,000円+
19,260円
62,000円+
19,260円
62,000円+
19,260円
↑の合計 81,260円 81,260円 81,260円 81,260円 81,260円
飛行機+
レンタカー
24,000円+
4,000円
24,000円+
6,400円
24,000円+
9,400円
24,000円+
11,800円
24,000円+
14,800円
↑の合計 28,000円 30,400円 33,400円 35,800円 38,800円

フェリーだと移動時間が20-21時間かかり、時間に余裕がある旅じゃない限りはオススメできません。引っ越しの際に利用するくらいか?と思います。

フェリー会社:『新日本海フェリー

フェリー

北海道を旅行する方の中では、

自家用車で優雅に移動したい。

ひ-ろ-

という希望を持っている人もいると思います。そんな方に必要な交通手段”フェリー”

北海道へのフェリーは

  • 青森県(青森・大間・八戸)
  • 宮城県(仙台)
  • 茨城県(大洗)
  • 新潟県(新潟)
  • 京都府(舞鶴

から就航しています。今回は新潟を除いた青森・仙台・大洗・舞鶴からのアクセスについて細かく説明していきます。

フェリーは、夜移動し午前中着く(舞鶴~小樽便を除く)という、いわば深夜バス的なスタイルです。しかし、部屋をグレードアップしたり、船上でビュッフェや大浴場や景色や雰囲気を楽しんだりと立派な旅の一部といえます。

飛行機に比べて全体的に割高なフェリーですが、それを一泊分と捉えればそこまで高いというわけではありません。

時間を有意義に使うことはできるので、少し上級な旅をする感覚を味わえるのはフェリーの強みといえるでしょう。

『太平洋フェリー』仙台~苫小牧

仙台→苫小牧 所要時間 15時間20分
発着時刻 19:40~翌11:00
苫小牧→仙台 所要時間 15時間
発着時刻 19:00~翌10:00

公式サイトの料金表はこちら:
https://www.taiheiyo-ferry.co.jp/unchin/unchin01.html

『商船三井フェリー』茨城県大洗~苫小牧

【深夜便】

大洗→苫小牧 所要時間 18時間
発着時刻 1:45~19:45
苫小牧→大洗 所要時間 18時間
発着時刻 1:30~19:30

【夕方便】

大洗→苫小牧 所要時間 17時間45分
発着時刻 19:45~翌13:30
苫小牧→大洗 所要時間 19時間15分
発着時刻 18:45~翌14:00

公式サイトの料金表はこちら:
(深夜便)https://www.sunflower.co.jp/route/fare/midnight/
(夕方便)https://www.sunflower.co.jp/route/fare/twilight/

『新日本海フェリー』京都府舞鶴~小樽

舞鶴→小樽 所要時間 20時間55分
発着時刻 23:50~翌20:45
小樽→舞鶴 所要時間 21時間30分
発着時刻 23:30~翌21:15

公式サイトの料金表はこちら:
https://www.snf.jp/guide/fare/

飛行機

新千歳へのLCCの就航がある空港からはかなり安く済ませることが可能。対象の空港は以下の通りです。北から順番に表記しています。

  • 仙台
  • 茨城
  • 成田
  • 羽田
  • 名古屋(セントレア)
  • 関空
  • 神戸
  • 福岡
  • 那覇
対象の航空会社は『エアドゥ』『ピーチ』『ジェットスター』『スカイマーク』です。
※当サイトではスカイマークも価格がLCC寄りなので含めています。

フェリーはバイクなら割安!

上記で紹介してきたのはすべて乗用車(5m以内)です。

フェリーは車を乗せると片道20,000円以上はかかってしまうため、かなり割高になってしまいます。

そんな中でコスパの高さを出せるのがバイクを載せるという手段です。現に多くのライダー達が本州からフェリーに自分のバイクを積んで持ってきています。

片道だけで見ても20,000円を超える乗用車に対してバイクは12,000~13,000円で済むので、約半額で乗ることができます。

仮にタンデム(二人乗り)であれば、かなりコスパ良くフェリー旅を楽しむことができます。

まとめ

フェリーと飛行機の金額比較でした。

移動を”ただの移動”と捉えるのか、それすらも”旅の一部”にしてしまうのか。それがこの2点の比較ポイントだと僕は思います。

時間に余裕がないとフェリーに乗るのも難しいのも事実です。短い時間で目一杯現地で時間を使う旅行をしたいともなると、飛行機の方がメリットがあるのも事実。

ご自身の都合と理想に合わせてプランニングをしてみてください。ではっ。

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